不良番長　一獲千金 (1970)

持ち金全部を競輪ですってしまった神坂とタニーは、今後の家業を検討。思いついた商売は、トルコ嬢相手のマッサージ業。さらに、大阪から上京してきたスタミナ五郎と知り合ったことをきっかけに、ホステスの引き抜き作戦にも手を染めるが、大倉組の経営するキャバレーのホステスに手を出したことで、あえなく廃業。 そんな中、メンバーも増え、その中のフーテン娘のブラン子が前にアルバイトで勤めていた海洋タイムズ社の社長緑川の机の中から盗んだ封筒に造船会社の新船建造費に絡む汚職ネタの録音テープが入っていたことから、神坂たちは１億の大仕事を企む。 一方、テープを盗まれたことを知った緑川らはテープを取り返すべく大倉組へと頼み込む。果たして、神坂率いるカポネ団と大倉組の全面抗争へと発展していくのだった…。（C)東映