Unfair the Special: Code Breaking (2006)

とあるホテルで元警察幹部・松田敬吾(野村信次)の遺体が発見された。警視庁捜査一課の管理官・小久保祐二(阿部サダヲ)は、物的証拠がないのを理由に事件ではないとしたが、1ヵ月で4人の元警察幹部が死亡しており、雪平夏見(篠原涼子)と、検視官・三上薫(加藤雅也)はプロによる偽装殺人だとの見解を示す。9ヵ月前…安藤一之(瑛太)の遺体があった場所に横たわる雪平。そこで「After X comes Y」と書かれた紙切れを見つける。三上は誰かが雪平に残したメッセージだと分析する。ある日、雪平は警視庁公安部・斉木陣(江口洋介)の元へ連れて行かれ、思わぬ事実を告げられる。さらに元夫でフリージャーナリスト・佐藤和夫(香川照之)から、松田は自殺するような人間ではないと聞かされる。謎が深まる中、手がかりを求めて元情報解析係の蓮見杏奈(濱田マリ)にも捜査の協力を願うが、以前の事件をめぐりぎこちない空気が流れてしまう。「After X comes Y」このメッセージから、やがて雪平はある衝撃的な事実を知ることになる…。