タイム・マシン 80万年後の世界へ (1960)

1959年 / アメリカ 出演:ロッド・テイラー, アラン・ヤング, イヴェット・ミミュー, セバスチャン・キャボット, トム・ヘルモア, ウィット・ビッセル, ドリス・ロイド監督:ジョージ・パル脚本:デイヴィッド・ダンカン原作:H・G・ウェルズアワード: アカデミー賞H・G・ウェルズの空想科学小説「タイム・マシン」(1895年作)の映画化。空想科学ものが得意のジョージ・パルが製作・監督した。(「親指トム」)。撮影は「わが愛は終りなし」のポール・C・ヴォーゲル、音楽はラッセル・ガーシア。出演は「メイム叔母さん」のロッド・テイラー、「親指トム」のアラン・ヤング、「肉体の遺産」のイヴェット・ミミューら。1899年、大晦日のロンドン。発明家のジョージ(ロッド・テイラー)は、親しい友人を招いた夕食会の場で、過去と未来を自由に行き来する機械“タイム・マシン”を披露する。友人たちが帰った後、タイム・マシンに乗り込み、スイッチを入れるジョージ。少しずつ時間の旅を続けた彼の目に飛び込んできたのは、恐るべき未来だった。さらに旅を続けたタイム・マシンが辿り着いたのは、紀元80万2701年の世界。そこでは、珍しい樹木が生い繁る中を清流が流れ、エロイと呼ばれる未来人たちが、一見平和に暮らしていたが……。