抱擁のかけら (2009)

2009年 / スペイン 監督:ペドロ・アルモドバル出演:ペネロペ・クルス, リュイス・オマール, ブランカ・ポルティージョ, ホセ・ルイス・ゴメス, ルーベン・オチャンディアーノ, タマル・ノヴァス, アンヘラ・モリーナ, チェス・ランプレアヴェ, キティ・マンヴェール脚本:ペドロ・アルモドバル製作総指揮:アグスティン・アルモドバルアワード: ゴールデン・グローブ賞14年前の悲劇により、生涯をかけた愛を失った映画監督の記憶の解放と人生の再生を描く。監督は「ボルベール<帰郷>」のペドロ・アルモドバル。出演は、「それでも恋するバルセロナ」のペネロペ・クルス、「バッド・エデュケーション」のリュイス・オマール。2009年カンヌ国際映画祭コンペディション部門正式出品。2008年、マドリード。ハリー・ケイン(リュイス・オマール)は、かつて“マテオ・ブランコ” という本名で映画監督として活躍していたが、14年前にある事件で視力を失い、今は脚本家として生きていた。ある日、ライ・X(ルーベン・オカンディアノ)という男が監督作の脚本を依頼してくる。その男が、以前関わりのあった実業家エルネスト・マルテル(ホセ・ルイス・ゴメス)の息子であることを思い出したハリーは、マテオ時代のことを語り始める。それは、レナ(ペネロペ・クルス)という女性を巡る愛の物語だった……。