いいかげん馬鹿 (1964)

監督・山田洋次の"馬鹿"シリーズ第二弾！！――― 追われても、笑われても、また故郷に舞い戻る！この迷惑さ、純粋さ！――― 瀬戸内海の島で拾われて育った安吉（ハナ肇）は、生まれつきワンパクだけが取り柄。だが、人一倍郷土愛が強く、何とか不況の島の住民にあっと言わせようとあれこれ手を尽くす。三流楽団を島に連れてきて借金を背負い込んだり、底をガラス張りにした水中観光船を作り島の売り物にしようとして船舶法違反に問われたり...。 大風呂敷を広げるが、いつも裏目に出てしまう安吉。その度に、安吉は消息を絶つのだったが...。 (c)1964 松竹株式会社