夢の降る街 (1991)

グリニッジビレッジで精肉店を営むリオ・レムク（ジョージ・ズンザ）。魚釣りに旅行に行っていたノースカロライナから帰ってきたとき彼は、田舎育ちで予知能力を持つ美しい新妻マリーナ（デミ・ムーア）に大きな獲物を自慢したくてうずうずしていた。だが、ある噂話を聞き、自信に満ちていた彼の心に陰りが見え始めた。それは、感情を持たない都会の住人を恋の病にかけてしまう片田舎の霊能者の話だった。地元の精神科医ドクター・アレックス・トレマー（ジェフ・ダニエルス）は、マリーナの“パワー”と呼ばれるものを信じていなかった。彼の教科書には、彼女とともに過ごす楽しさや、彼女に惹かれていく自身の心を説明するものがなかったのだ。メアリー・スティーンバーゲンが共演する「夢の降る街」は、“ロマンティックな恋愛と魔法のような冒険がつまった魅力的な話”（デビッド・シーハン、ロサンゼルス、KNBCテレビ）。