暗黒街の顔役 (1932)

禁酒法時代のシカゴの街を牛耳るギャングたちの抗争を描いた、強烈なインパクトを放つ1作。アカデミー賞受賞俳優ポール・ムニがギャングのトップを狙う野心的な主人公トニー・カモンテに扮し、しびれるような演技を見せる。伝説のハワード・ヒューズ製作、ハワード・ホークス監督で贈る、野心、裏切り、復讐を切実に描いた画期的な傑作。のちのギャング映画に多大な影響を及ぼした本作は検閲制度が実施される前に制作された0。