Made (2001)

ボビー（ジョン･ファヴロー）はボクサー志望で、ガールフレンドのストリッパー（ファムケ･ヤンセン）と家庭を持ちたいと思っている。一方、彼の生涯の友、リッキー（ヴィンス･ヴォーン）はチンピラで、マフィアの大物になることが夢だ。２人はマフィアのボス、マックス（ピーター･フォーク）に、マフィアの使いとして町の外へ行くという臨時の仕事を持ちかけられ、ニューヨークへ向かう。現地に着いた２人は、ギャングは気高いものだというリッキーの思い込みのせいで、ニューヨークの魅惑的な悪の世界へ入り込んでいく。その世界を彩るのは、高級リムジンや、尻軽女や、高級ナイトクラブなどだ。 しかしマフィアの一員に見せようとするリッキーの試みはことごとく失敗し、その試みが敵対するギャング（ショーン･“Ｐ･ディディー”･コムズ）との危険な対立に火を付けてしまう。２人の行動の代償は高い。