ふたりの5つの分かれ路 (2004)

2004年 / フランス 監督:フランソワ・オゾン出演:ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ, ステファン・フレイス, ジェラルディン・ペラス, フランソワーズ・ファビアン, マイケル・ロンズデイル, アントワーヌ・シャピー脚本:フランソワ・オゾン, エマニュエル・ベルンエイム一組の夫婦の崩壊から出会いに向けての5つのエピソードを、時間軸をさかのぼって描いたラヴ・ストーリー。監督・脚本は「スイミング・プール」のフランソワ・オゾン。撮影も「スイミング・プール」のヨリック・ルソー。音楽も「スイミング・プール」のフィリップ・ロンビ。衣裳は「スイミング・プール」のパスカリーヌ・シャヴァンヌ。出演は「10ミニッツ・オールダー/イデアの森」のヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、「私たちが結婚した理由」のステファン・フレイス、「パリの確率」のジェラルディン・ペラス、「クレーヴの奥方」のフランソワーズ・ファビアン、「RONIN」のミシェル・ロンダール、「クレーヴの奥方」「家路」のアントワーヌ・シャピーほか。離婚手続きを終えたマリオン(ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ)とジル(ステファン・フレイス)は、小さなホテルの部屋で性急に肌を重ねる。だが、虚しい錯覚に気づいたマリオンは、セックスが終わるとすぐにその場を立ち去る。そして、時計の針は逆さまに回り出す。ジルの兄とそのゲイの恋人をディナーに招いた日、マリオンの出産の日、2人の結婚式の日、そして出会いの日へと遡り、2人の歩んできた時間が次第に明らかになってゆく……。